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Kについて
株式会社Kは、製造装置と技術を持つ複数の企業とアライアンスを結んで、快適な空間と生活を誘発する製品の<プロデュース組織>である。

株式会社Kは、黒川雅之がデザインした製品と、編集した製品と、プロデュースした製品と、セレクトした製品の<工場を持たないメーカー>である。

株式会社Kは、生活の様々な情景、様々なインテリアイメージ、様々な思想の空間に登場できる<ヴィルス的存在である雑貨>を世界に提供する企業である。

株式会社Kは、製造組織又は職人の素材との会話から生まれる<つくり手の思想>と時代の空気や生きざまから生まれる<デザイナーの思想>を融合させる。

株式会社Kは、もののプロデュースを通して文化活動と経済活動を融合させ、ものづくりを通してものの存在価値を再構築する<ことづくり>の組織である。

株式会社Kは、いいデザインを広めるサイト「デザイントープ」と、気持ちのいいデザインの発見を目指す「Kスタジオ」と共に<融合的な運動体>として機能する。

株式会社Kは、「職人思想」と「デザイン思想」と「ビジネス思想」を一つにした<ビジネスモデル>であり、<カルチャーモデル>である。

以上のように、株式会社Kは、全く新しいもの<づくりの理想的な組織>として。「製造装置と製造技術をもつメーカー」とアライアンスを組む「プロデュース組織」として出発する。
次に示す3つの組織の構造は1)が古典的な組織、2)が現代もっとも普通になった工場を持たないメーカーの組織、そして、3)が今回、株式会社Kで実行する,新しい組織の構造である。

 1 ものづくりの古典的組織
生産から販売まで総合的な企業・・・・ハードの生産が支配する組織
ものづくりの古典的組織
製造メーカーの直接的な販売組織

<問題点>
1.企業が技術中心に片寄りやすく、時代の感覚や市場の情報が入りにくい。
2.技術中心の製品思想が育つが市場への押しつけ的姿勢が市場からの反発を受けやすい。
3.製造技術に市場原理が侵入して、職人主義が衰退する。
4.所有する技術と製造装置に制限される製品開発に陥りやすい。
5.技術と製造装置が固定されやすく、激しい時代の変化に対応しにくい。

<利点>
1.技術と製造装置を利用して競争力を発揮できる。
2.技術パテントなどの力で競争力が得られる。
 2 ファブレス・メーカー
複数の企業へのOEMによる生産・・・・ソフトがハードを支配する組織
ファブレス・メーカー
<製造企業>
1.マーケティングや商品の企画,デザイン、広報などが外部で行われるので、商品の製造に専念でき、工場設備を常に稼働できる。
2.技術開発に集中できるので技術の深化ができる。
3.他社との過剰なコスト競争が発生するので、技術の深化がコスト技術に集中し、技術思想が疲弊する。

<ファブレス・メーカー>
1.メーカー相互の競争原理を利用して安価に製品を生産することができる。
2.市場を向いてそれに対応する商品開発への機敏性が得られる。 3.マーケットに向きすぎて、技術の軽視の傾向が発生しやすく、ものづくりの魂を失いやすい。
 3 これからのものづくり組織(Kの構造)
製造企業とのアライアンスによる組織・・・・ハードとソフトがその良さを生かして共存する組織
これからのものづくり組織(Kの構造)
<製造企業(アライアンス企業)にとっては>
1.技術が市場の競争原理に支配されすぎない。技術の持つ美学を追究でき,技術の力を深化できる。
2.経営参加することで市場との間に好ましい距離をとれる。
3.整理されたマーケット情報が手に入る。

<K(プロデュース企業)にとっては>
1.製造装置に支配されることのなく、市場に向けて商品開発できる。必要ないな技術と設備をもったメーカーを選択する。
2.激しく変化する市場の動向に反応できる。
3.企画からデザイン、製造そして広報までを一体的に管理するので市場に思正しい想を伝えることができる。
4.商品の技術開発、生産、在庫、配送,メンテナンスを製造企業が行うので、少数精鋭の身軽な体制で市場へ挑戦できる。

デザイントープとKスタジオと株式会社Kとは関係を保って行動する

 <Kを中心とした融合的な運動体の組織>
Kを中心とした融合的な運動体の組織
赤色の三角形は株式会社Kの関連組織、青地はKのアライアンス組織。
グレーは外部デザインユニットで相互に協力しながら運営する。

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